Copilotの「記憶」をオフにしても、保存済みの内容は消えない。削除まで確認する

Microsoftは、Microsoft 365 Copilot ChatのCopilot Memoryについて、会話から役割、よく行う作業、好みなどの重要な情報を記憶として保存し、以後の回答の文脈に使うと案内しています。Saved memoriesは既定でオンですが、オフにしても既に保存された記憶は自動的に削除されません。保存済みの記憶は、Copilot Chatの設定から個別に削除するか、Delete all memoriesでまとめて削除できます。Microsoftは、記憶を削除した後に『What do you know about me?』と尋ねて変更を確認する方法も案内しています。会話履歴を消す操作とは別に、異動や役割変更の時に記憶そのものを見直す記事です。

  • Microsoft 365 Copilot Chatで仕事の好みや役割を記憶させる人
  • 異動・退職・担当変更に合わせてAIの記憶を整理したい人
確認レベル 4 Copilotの記憶は、今後の保存を止める操作と既存分の削除を分ける
危険度ではなく、必要な確認の程度を表しています。

記憶をオフにしただけでは過去分は残ります。異動・担当変更の際はSaved memoriesを開き、不要な内容を削除しましょう。

Step 1

身近な事例を知る

担当替え後も、Copilotが以前の役割や好みに合わせた提案をしてくる

Microsoft 365 Copilot Chatに、担当業務、よく使う資料、好みの報告形式などを伝えてきました。設定で記憶をオフにしたものの、以前の内容がまだ残っているのではないか、どこで見直して消すのかを確認したい状況です。

Step 2

あなたならどうする?

Microsoft 365 Copilot Chatに保存された記憶を整理したい時、適切な操作は?
Step 3

確認ポイント

優先して確認

記憶がオンか

Microsoft 365 CopilotのSaved memoriesは既定でオンです。役割や好みを記憶させる必要があるか、現在の設定を確認します。

優先して確認

既存の記憶

オフにしても、既に保存された記憶は自動削除されません。Manage saved memoriesで項目ごとに確認します。

優先して確認

個別削除か全件削除か

古くなった役割や好みだけを個別削除でき、すべて不要ならDelete all memoriesでまとめて削除できます。

できれば確認

削除結果の確認

Microsoftは、削除後に『What do you know about me?』と尋ね、記憶の変更を確かめる方法を案内しています。

Step 4

現時点での見立て

確度は高めCopilotの記憶はオフにするだけでなく、保存済みの項目を削除して初めて整理できる

Microsoft 365 CopilotのSaved memoriesは、会話から得た役割や好みを以後の回答に使います。オフは新たな記憶の保存を止めますが、既存の項目を消す操作ではありません。担当変更や不要になった前提がある時は、管理画面で個別または全件削除し、結果を確認します。

Step 5

安全な対処方法

安心につながる行動

  • 担当変更や退職・異動の前後にSaved memoriesを確認するCopilotは役割やよく行う作業などを記憶として保存し、以後の回答の文脈に使います。
  • 今後記憶させたくない場合は、Saved memoriesをオフにする設定をオフにすると、Copilot Memoryが新しい情報を保存しないようにできます。
  • 既に保存された不要な内容は、個別または全件で削除するオフにしても既存の記憶は自動削除されず、Manage saved memoriesから削除が必要です。
  • 削除後はCopilotに何を記憶しているか尋ねて確認するMicrosoftは『What do you know about me?』で変更を確認する方法を案内しています。

避けたい行動

  • Saved memoriesをオフにすれば、既に保存された記憶も消えたと考えるオフにしても、既存の記憶は自動的に削除されません。
  • 会話履歴の削除とCopilot Memoryの削除を同じ操作だと考えるMicrosoftは、保存済みメモリーと過去会話の情報について別々の管理方法を案内しています。
  • 異動後も古い担当・顧客・好みの記憶を見直さない古い前提が残ると、以後の回答に不要または不正確な文脈が使われるおそれがあります。
Step 6

AIの前向きな活用

今の役割に必要な好みだけを、Copilotの支援に使う

記憶の対象を定期的に整理すれば、不要な過去情報を残さず、現在の業務に必要な形式や優先事項だけをCopilotの提案へ反映できます。

  • 異動前に古い役割の記憶を削除する
  • 報告書の形式が変わったら古い好みを見直す
  • 一時的な案件情報を記憶させない
  • 定期的に全件削除が必要か判断する
誠のアイコン

誠主任からひとこと

AIの記憶は便利ですが、仕事の役割が変われば古い前提にもなります。私は『もう覚えないで』と止めるだけでなく、『今まで何を覚えていたか』を一度開くようにしたいです。記憶を整理するのは、AIの回答を今の自分に合わせ直す作業でもあります。

今回、覚えておきたいこと

Copilotの記憶は、オフにするだけでなく保存済み項目を削除して整理する。

情報源

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