Gemini Canvasの公開アプリは、リンク共有だけでは終わらない。データが見える範囲を確認する
Googleは、Gemini Canvasで複数の利用者間でデータを共有するアプリを作ると、関連データは公開データベースに置かれ、公開リンクを知る人が閲覧・編集できると案内しています。共有しないアプリではデータベースは利用者だけが扱える非公開のものになります。公開Canvasアプリを受け取った利用者についても、入力した情報はアプリ作成者に見え得るほか、公開リンクを知る人にも見える場合があるため、パスワードや支払情報を入れないようGoogleは注意を促しています。AIが生成したミニアプリを便利に共有する前に、単独利用か複数人共有か、保存するデータは何かを確認する記事です。
- Gemini Canvasで簡単なWebアプリを作って共有したい人
- 公開リンクで使えるAI生成アプリへ情報を入力する人
公開リンクのアプリには、パスワードや支払情報を入れない。共有データを使う設計か確認してから配りましょう。
身近な事例を知る
Gemini Canvasで作った申込管理アプリを、公開リンクでチームに配りたい
Geminiに頼んで、入力内容を保存できる小さなアプリを作りました。チームや知人にリンクを渡せば一緒に使えそうですが、誰が入力内容を見られるのか、あとから編集できるのか、パスワードや連絡先を入れてよいのかが分かりません。
あなたならどうする?
まず一つ以上選んでから確認してみてください。
推奨される行動- 利用者間でデータを共有するアプリかを確認し、機微情報を入れないようにする
選んだカードの表示を見ながら、今回はどの行動が安心につながるか確認できます。
Gemini Canvasでは、利用者間でデータを共有するアプリは公開データベースを使い、公開リンクを知る人が関連データを閲覧・編集できます。公開前にアプリ情報を確認し、機微情報を保存・入力しない設計にします。
確認ポイント
単独利用か、利用者間でデータを共有するか
データ共有するアプリでは関連データが公開データベースに置かれます。共有しないアプリでは、利用者だけが扱える非公開データベースになります。
公開リンクの閲覧・編集範囲
複数人共有のCanvasアプリでは、公開リンクを知る人が関連データを閲覧・編集できます。リンクを送る前に保存内容を確認します。
入力する情報
入力した情報はアプリ作成者に見え得て、公開リンクを知る人にも見える場合があります。パスワード、支払情報、不要な個人情報は入れません。
作成者・権限要求の確認
受け取ったアプリは、共有者と作成者が同じとは限りません。カメラ・マイクなどの権限を求める場合は、付与する前に用途を確認します。
現時点での見立て
Gemini Canvasで利用者間のデータ共有を有効にしたアプリは、公開リンクを知る人が関連データを閲覧・編集できる設計です。アプリ作成者や共有方法を確認し、連絡先・認証情報・支払情報のような機微情報を保存・入力しないことが安全です。
安全な対処方法
安心につながる行動
- 共有前に、アプリが利用者間でデータを共有する設計かを確認する共有するアプリでは関連データが公開データベースに置かれ、公開リンクを知る人が扱えます。
- 公開リンクのアプリには、パスワード・支払情報・不要な個人情報を入力しない入力情報は作成者に見え得て、公開リンクを知る人にも見える場合があります。
- 受け取ったCanvasアプリは、作成者と求める権限を確認してから使うGoogleは、信頼できない作成元のアプリを避け、カメラ・マイクなどの権限に注意するよう案内しています。
- 疑わしい公開アプリは、リンク先の報告機能から報告するGoogleは、危険と思われるCanvasアプリを報告できると案内しています。
避けたい行動
- 公開リンクを知る人だけが限定的に閲覧できると決めつける複数人共有のアプリでは、リンクを知る人が関連データを閲覧・編集できます。
- 申込情報、顧客情報、ログイン情報を共有データとして保存する公開リンクの範囲で見える可能性があるため、機微情報の保存先には適しません。
- 共有者を知っていることだけを理由に、アプリの作成元や権限を確認しないリンクを共有した人とアプリ作成者が異なる場合があります。
AIの前向きな活用
公開してよい情報だけの共同メモ・簡易ツールとして使う
共有範囲と保存データを確認すれば、Canvasアプリを、公開して問題ないイベント案内やアイデア整理などの軽量な共同ツールとして活用できます。
- 公開可能なイベント候補の投票に使う
- 個人情報を含まないアイデア集めに使う
- 試作段階では架空データだけを入れる
- 共有前にアプリ情報を見直す
今回、覚えておきたいこと
Gemini Canvasの公開アプリは、共有データの範囲を確認し、機微情報を入れない。
誠主任からひとこと