LinkedInのプロフィールや投稿を生成AI学習に使わせない。設定オフの効く範囲
LinkedInは、コンテンツ生成に使う生成AIモデルの学習・改善について、会員のデータ利用を「Data for Generative AI Improvement」設定で制御できると案内しています。この設定は既定でオンで、オフにすると以後、LinkedInとその関連会社が提供したデータ・コンテンツをコンテンツ生成AIモデルの学習に使わないとされています。ただし、過去に済んだ学習には遡及せず、投稿やメッセージの提案以外のパーソナライズ・安全対策モデルには適用されません。さらに、オフにしていても、評価ボタンや自由記述で送るフィードバック内の情報は学習に使われ得ます。職歴を公開するか、AI機能を使うかの二択ではなく、設定とフィードバックを分けて管理する記事です。
- LinkedInに職歴・実績・投稿を載せている人
- 仕事用プロフィールの情報を生成AI学習に使う範囲を自分で決めたい人
設定をオフにする前後で、何のAIモデルに効くのかを確認し、評価欄には学習させたくない情報を書かないようにしましょう。
身近な事例を知る
LinkedInを転職・営業に使うためプロフィールは公開したいが、AI学習の範囲は決めたい
LinkedInには職歴、資格、仕事で得た知見を載せています。文章作成のAI機能も試したい一方、プロフィールや投稿がコンテンツ生成AIモデルの学習に使われるか、設定をオフにした後に何が変わるかを知りたい状況です。
あなたならどうする?
まず一つ以上選んでから確認してみてください。
推奨される行動- Data for Generative AI Improvementをオフにし、評価・自由記述のフィードバックには学習させたくない情報を書かない
選んだカードの表示を見ながら、今回はどの行動が安心につながるか確認できます。
Data for Generative AI Improvementをオフにすると、以後のコンテンツ生成AIモデルの学習利用を制御できます。ただし過去の学習には遡らず、コンテンツ生成以外のAIモデルには適用されません。評価・フィードバックに含めた情報は別途利用され得ます。
確認ポイント
設定がオンかオフか
Data for Generative AI Improvementは既定でオンと案内されています。プロフィールの扱いを見直す際に現在値を確認します。
設定が効く対象
対象は、投稿やメッセージ提案などのコンテンツ生成AIモデルの学習・改善です。パーソナライズ、安全、濫用防止向けのAIモデルとは区別します。
過去の学習と今後の学習
オフにしても、既に行われた学習には影響しません。今後の利用に対する選択だと理解します。
評価・自由記述の内容
設定をオフにしていても、任意に送る評価やテキストのフィードバックは学習に使われ得ます。フィードバック欄に機微情報を書かないようにします。
現時点での見立て
LinkedInの設定は、コンテンツ生成AIモデルの学習・改善に対する将来の選択です。AI機能の利用自体は続けられますが、過去の学習には遡及せず、パーソナライズや安全目的のAIには同じ設定が適用されません。評価時に自分から送る情報も含めて管理することが重要です。
安全な対処方法
安心につながる行動
- プロフィールや投稿の扱いを見直す際に、Data for Generative AI Improvementの値を確認するLinkedInはこの設定で、コンテンツ生成AIモデルの学習・改善へのデータ利用を制御できると案内しています。
- オフにした後も、過去の学習は別であることを理解するLinkedInは、オプトアウトは既に行われた学習に影響しないと説明しています。
- 評価や自由記述のフィードバックには、不要な個人情報や社外秘を書かない設定をオフにしていても、フィードバックに含めた情報はコンテンツ生成AIモデルの学習に使われ得ます。
- コンテンツ生成AIの学習設定と、公開範囲・広告・パーソナライズの設定を別々に確認するこの設定の対象はコンテンツ生成AIモデルであり、他の目的のAI利用まで一括して制御するものではありません。
避けたい行動
- AI学習設定をオフにすれば、過去に使われたデータも自動的に取り消されると考えるオプトアウトは既に行われた学習には影響しません。
- 設定がオフなら、評価欄に機微情報を書いても学習には使われないと考えるLinkedInは、任意に送るフィードバックの情報は学習に使われ得ると案内しています。
- この設定だけで、LinkedIn上の全てのAI処理を止められると考える対象はコンテンツを生成するAIモデルの学習・改善であり、パーソナライズや安全対策向けモデルには適用されません。
AIの前向きな活用
仕事用プロフィールを活用しながら、学習利用の選択を自分で管理する
プロフィール公開や文章作成支援を利用しつつ、コンテンツ生成AIの学習利用を望まない場合は設定を見直せます。評価を送る際も、改善に役立つ範囲で情報を絞れば、仕事上の情報を扱いやすくなります。
- 転職活動の開始時に設定を確認する
- 職務経歴の更新後にAI学習設定を見直す
- AI文章支援の評価に顧客名や案件名を書かない
- 公開範囲の設定とAI学習設定を別々に記録する
今回、覚えておきたいこと
LinkedInのAI学習設定は、将来分に効く範囲とフィードバックを分けて管理する。
誠主任からひとこと