Zoomの字幕と文字起こしは別物。残すなら保存・削除・閲覧権限を設定する
Zoomは2026年5月、会議中に読むための字幕と、会議後に保持する発話記録である文字起こしを分ける変更を案内しました。字幕は会議後に保存・ダウンロードできず、発話記録を残すにはMeeting transcriptを主催者または管理者が明示的に有効にする必要があります。新しいMeeting transcript設定では、自動生成の対象、削除までの日数、会議後に主催者が閲覧・削除・ダウンロードできるか、参加者の閲覧・保存範囲を設定できます。会議中の利便性と会議後の保存を混同せず、保持ルールを設定する記事です。
- Zoom会議の記録を管理する主催者・管理者
- AI要約や文字起こしを使う組織の利用者
字幕が必要か、会議後の記録も必要かを分け、文字起こしを残す場合は保持日数と保存者を確認しましょう。
身近な事例を知る
会議中は字幕を使いたいが、会議後に誰が発話記録を持てるかは制限したい
アクセシビリティのために会議中の字幕は必要です。一方で、会議後の記録を全員がダウンロードできる状態にはしたくありません。設定変更後、何を有効にし、どこで保持期間と閲覧者を決めるか確認したい状況です。
あなたならどうする?
まず一つ以上選んでから確認してみてください。
推奨される行動- Meeting transcriptを有効にし、削除日数と閲覧・保存できる人を設定する
選んだカードの表示を見ながら、今回はどの行動が安心につながるか確認できます。
字幕は会議中のアクセシビリティ、文字起こしは保存用記録として扱い、Meeting transcriptで保持と権限を設定します。
確認ポイント
字幕と文字起こしの目的
字幕は会議中の読みやすさ、文字起こしは会議内容を保持する記録です。
有効化の状態
保存用の文字起こしは初期状態で有効ではなく、主催者または管理者がオンにします。
削除時期
Meeting transcriptでは、指定した日数後に自動削除する設定を選べます。
閲覧・保存の範囲
主催者の会議後管理、参加者の会議中閲覧、端末への保存を許可する範囲を設定できます。
現時点での見立て
字幕を有効にしても会議後の保存記録にはなりません。会議記録を残す組織は、Meeting transcriptを有効にしたうえで、削除日数と主催者・参加者の閲覧・ダウンロード範囲を設定します。
安全な対処方法
安心につながる行動
- 会議後の記録が必要な時だけMeeting transcriptを有効にする保存用文字起こしは明示的にオンにする必要があります。
- 自動削除までの日数を設定する不要な文字起こしを指定日数後に削除する選択肢があります。
- 閲覧・保存できる参加者の範囲を確認する主催者、共同主催者、外部参加者などで保存許可を管理できます。
- 字幕だけで足りる会議は記録を残す必要があるか検討する字幕と保存用文字起こしは別機能です。
避けたい行動
- 字幕を会議後にも保存できる記録だと考える字幕は会議後に保存・ダウンロードできません。
- 文字起こしを初期状態で常に有効だと考える主催者または管理者による明示的な有効化が必要です。
- 記録を残してから保存者や削除時期を考える生成と同時に保持・閲覧・ダウンロードの設定を確認できます。
AIの前向きな活用
アクセシビリティと会議記録を、目的に合わせて両立する
会議中に内容を追うためには字幕を使い、合意事項を残す必要がある会議だけ文字起こしを有効にすれば、参加しやすさと情報管理を目的別に整えられます。
- 会議中の字幕をアクセシビリティに使う
- 重要会議だけ文字起こしを残す
- 記録を期限付きで自動削除する
- 保存できる人を必要な範囲に絞る
今回、覚えておきたいこと
Zoomは字幕と保存用文字起こしを分け、記録には削除日数と閲覧範囲を設定する。
誠主任からひとこと