ビデオ通話でも本人確認にならない。AIなりすましを前提にロマンス詐欺の送金を止める

警察庁のSOS47は、SNSやマッチングアプリで直接会わないまま関係を深め、投資・結婚費用・旅費などの名目で送金を求めるSNS型ロマンス詐欺を注意喚起しています。翻訳アプリや生成AIを使えば、誰でも他人になりすまし、本人の音声や動画を作れてしまうため、チャット、電話、ビデオ通話で親しくなっても本人だとは限らないと案内しています。早い段階でLINEへ誘導されることも警戒ポイントです。警察庁は、会ったことのない相手からお金の話が出たら、振り込む前に警察相談専用電話#9110などへ相談するよう呼びかけています。AI動画を見抜こうとするより前に、送金しない判断を置く記事です。

  • SNSやマッチングアプリで知り合った人と連絡を取っている人
  • 相手の写真・声・ビデオ通話を本人確認の根拠にしそうな人
確認レベル 5 会ったことのない相手の映像・声と、送金判断を結び付けない
危険度ではなく、必要な確認の程度を表しています。

ビデオ通話ができても送金しない。投資・旅費・結婚費用の話が出たら、やり取りを残して#9110または188へ相談しましょう。

Step 1

身近な事例を知る

ビデオ通話もした交際相手から、二人の将来のためと投資や旅費を頼まれた

SNSで知り合った相手とは毎日連絡を取り、電話やビデオ通話もしています。相手は写真や声も本人らしく見え、『一緒に暮らすため』『会いに行くため』と投資や旅費の送金を求めてきました。本人確認ができたつもりで、送金してよいか迷っています。

Step 2

あなたならどうする?

SNSで知り合い、ビデオ通話もした相手から投資や旅費の送金を求められた時、適切な行動は?
Step 3

確認ポイント

優先して確認

直接会ったことがあるか

警察庁は、SNSやマッチングアプリで出会い、直接会わずにやり取りを続ける関係での詐欺を注意喚起しています。通話回数は本人確認の代わりになりません。

優先して確認

お金の名目

『二人の将来』『投資で増やす』『会いに行く旅費』『荷物の手数料』などの金銭要求は、警察庁が挙げる典型的な誘い文句です。

優先して確認

AIによる声・動画のなりすまし

公開写真、翻訳アプリ、生成AIなどで、本人の音声・動画を作れてしまうと警察庁は案内しています。ビデオ通話を送金の根拠にしません。

優先して確認

相談先と証拠

送金前にやり取りや振込先情報を残し、警察相談専用電話#9110または消費者ホットライン188へ相談します。

Step 4

現時点での見立て

確度は高めAI時代のロマンス詐欺対策は、映像の真偽当てではなく送金を止めること

生成AIで本人らしい声や動画を作れるため、チャット・電話・ビデオ通話の印象だけでは本人性を確かめられません。会ったことのない相手から投資、旅費、結婚費用などの金銭を求められたら送金せず、第三者の相談窓口へつなぐことが被害防止の基本です。

Step 5

安全な対処方法

安心につながる行動

  • 会ったことのない相手からお金の話が出たら、送金を止める警察庁は投資・結婚費用・旅費・手数料などの名目による送金要求を注意喚起しています。
  • ビデオ通話を本人確認の根拠にしない生成AIなどで本人の音声・動画を作れてしまうと、警察庁は案内しています。
  • 早い段階で別のメッセージアプリへ誘導された場合も警戒する警察庁は、マッチングアプリで知り合った後に早い段階でLINEへ誘導される場合は詐欺などを疑うよう案内しています。
  • 送金前に記録を残し、#9110または188へ相談する警察庁は、会ったことのない相手から金銭を要求された場合、振込前に警察へ相談するよう案内しています。

避けたい行動

  • 顔と声が見えたので本人だと決め、指定口座へ送金する写真・声・動画は生成AIでなりすましに使われ得るためです。
  • 少額だけなら安全だと考え、投資アプリや指定口座へ試しに送金する利益が出たように見せた後、出金時にさらに送金を求める手口があると警察庁は案内しています。
  • 一人で相手を問い詰め、相談せずに解決しようとする恋愛感情や親近感を利用する手口では、第三者へ相談して送金判断を切り離すことが重要です。
Step 6

AIの前向きな活用

出会いの楽しさを残しつつ、お金の判断だけは外に出す

SNSやマッチングアプリで交流すること自体をやめる必要はありません。金銭・投資・口座の話が出た時だけは、通話の印象から離れ、送金せずに家族や相談窓口へ確認するルールを持てます。

  • 金銭の話が出たらその場で送金しない
  • 相手とのやり取りと振込先を保存する
  • 第三者に相談してから返答する
  • 投資話は金融機関や公的相談窓口でも確認する
誠のアイコン

誠主任からひとこと

映像が自然に見えるほど、人は『会った気がする』ものです。でも、会話の親しさと送金の安全性は別です。私は、相手がどれだけ本人らしく見えても、会っていない段階でお金の話が出たら、まず送金を止めて別の人に見せる、という順番を大事にしたいです。

今回、覚えておきたいこと

会っていない相手のビデオ通話は本人確認にせず、お金の話では送金前に相談する。

情報源

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