Windows Recallは「端末内保存」でも除外設定を過信しない。保存前後の確認手順

Microsoftは、Copilot+ PC向けのRecallで画面のスナップショット保存を利用者ごとのオプトインとして案内しています。保存したスナップショットと関連データは端末内に保存され、Microsoftや第三者へ共有されないと説明されています。一方、アプリ・サイトの除外には確認すべき範囲があります。サイト除外は対応ブラウザの前面タブなどで働く仕組みで、埋め込み内容、ブラウザ履歴、前面ではないタブの一部がスナップショットに現れる場合があります。機密情報フィルタは既定で有効ですが、完全な保証ではありません。Recallを有効にする前に除外リストを決め、除外前に保存されたアプリ・サイトの内容はまとめて削除する操作まで確認する記事です。

  • Copilot+ PCでWindows Recallを使うか検討している人
  • Recallに残る画面記録から、仕事や個人情報を守りたい人
確認レベル 4 Recallは除外設定の範囲と、保存済み記録の削除を分けて確認する
危険度ではなく、必要な確認の程度を表しています。

端末内保存でも、画面に出した情報は記録になります。Recallを有効にする前後で、除外リストと保存済みスナップショットを確認しましょう。

Step 1

身近な事例を知る

仕事用PCでRecallを試したいが、社内サイトや個人情報を画面記録に残したくない

Recallはクラウドへ送らず端末内で処理すると聞きました。サイトを除外すれば安全だと思う一方、すでに開いたページやブラウザの周辺情報がどこまで残るのか、保存後にどう消すのか分かりません。

Step 2

あなたならどうする?

Windows Recallを使い始める前に、機密情報を残しにくくする確認として適切なのは?
Step 3

確認ポイント

優先して確認

保存はユーザーごとのオプトインか

Recallのスナップショット保存は、利用者が選んで有効にする仕組みです。まず、保存する必要がある端末・利用者かを判断します。

優先して確認

アプリ・サイトの除外リスト

Settings → Privacy & security → Recall & snapshotsで、残したくないアプリやサイトを除外します。サイト除外は対応ブラウザで働きます。

優先して確認

除外が効く条件と限界

除外サイトは前面または現在開いているタブで判断されます。埋め込み内容、履歴、前面でないタブの一部が残る場合があるため、機密作業ではアプリ単位の除外も検討します。

優先して確認

すでに保存された記録

除外前に保存されたアプリ・サイトの内容は、Recallの検索結果またはスナップショット表示から対象ごとに削除できます。設定変更だけで過去分が消えたと決めつけません。

Step 4

現時点での見立て

確度は高めRecallの安全性は「ローカルだから」だけでなく、何を保存しないかと過去分をどう消すかで決まる

Recallはスナップショットを端末内に暗号化して保存し、Microsoftや第三者と共有しないと案内されています。しかしサイト除外には対応ブラウザ・前面タブなどの条件があります。保存前の除外、機密情報フィルタの確認、保存済み対象の削除を組み合わせて使います。

Step 5

安全な対処方法

安心につながる行動

  • Recallをオンにする前に、残したくないアプリ・サイトを除外するSettingsのRecall & snapshotsで、アプリ・サイトの除外を設定できます。
  • 機密作業では、サイト除外だけでなくブラウザをアプリとして除外する選択肢も検討するサイト除外には対応ブラウザや前面タブなどの条件があり、周辺情報が残る場合があります。
  • 除外前に保存した記録は、対象アプリ・サイトごとに削除するRecallには、検索結果やスナップショット表示から対象の保存内容を削除する選択肢があります。
  • 保存中かどうかは、システムトレイのRecallアイコンとフィルタ表示で確認するMicrosoftは、除外中のアプリ・サイトやプライベートブラウズ時にフィルタバッジで確認できると案内しています。

避けたい行動

  • 端末内に保存されるからと、Recallの除外設定を確認しない端末内でも、画面の情報はスナップショットとして検索できる状態になります。
  • サイト除外を一度設定すれば、ブラウザの周辺情報も必ず残らないと考える埋め込み内容、履歴、前面ではないタブの一部がスナップショットに現れる場合があります。
  • 除外設定を追加しただけで、過去のスナップショットも自動的に消えたと判断するすでに保存された対象の内容は、別途削除する必要があります。
Step 6

AIの前向きな活用

必要な画面だけを自分の端末で探し直せるようにする

保存しない対象と保存期間を先に決めれば、Recallを作業の振り返りに使いながら、見せたくない情報を記録に残しにくくできます。

  • 業務用ブラウザをRecallの除外対象にする
  • 個人情報を扱うアプリを作業前に除外する
  • 試用後に保存済みスナップショットを見直す
  • 必要な時だけ保存をオンにして、終わったら停止する
誠のアイコン

誠主任からひとこと

『クラウドへ送らない』という説明は安心材料ですが、画面に出したものが端末で検索できる記録になる点は変わりません。私は、設定をオンにする前に除外する対象を書き出し、試した後には実際に何が残ったかを確認したいです。便利な記憶ほど、残さない範囲を先に決めるのが大切だと思います。

今回、覚えておきたいこと

Recallは、除外設定と保存済みスナップショットの削除を別々に確認する。

情報源

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