AI画像を「検査できない=本物」としない。Content Credentialsを確認する場所

Adobe Content AuthenticityのInspectは、Content Credentialsに記録された作成者、作成方法、生成AIの利用有無などを確認するための検査ツールです。手元のファイルまたは公開URLを使って記録を確認できます。ただし、記録が見つからないことは画像が実写・無加工・真実である証明ではありません。来歴の記録がある時はその内容を読み、ない時は投稿元・撮影時期・一次情報を別に確かめる記事です。

  • AI生成・編集された画像の来歴を確認したい人
  • SNSやメッセージで受け取った画像を判断材料にする人
確認レベル 3 Content Credentialsは、画像の来歴を読む手掛かりとして使う
危険度ではなく、必要な確認の程度を表しています。

記録があれば作成方法を読み、記録がなくても投稿元・一次情報を別に確認しましょう。

Step 1

身近な事例を知る

SNSで広まる画像がAI生成・編集されたものか、できる範囲で確認したい

画像には出典の説明がなく、生成AIを使ったという表示もありません。共有する前にファイルの来歴を確認したい一方、検査結果が出ない場合に何を意味するのかも知りたい状況です。

Step 2

あなたならどうする?

受け取った画像をContent Credentialsで確認した後、適切な判断は?
Step 3

確認ポイント

優先して確認

Inspectを開く

Adobe Content AuthenticityのInspectタブからファイルを選びます。

優先して確認

確認できる情報

Content Credentialsは作成者、作成方法、生成AIの利用有無などを示し得ます。

できれば確認

確認する対象

Inspectでは手元のファイルに加え、公開されCORSを許可するURLのコンテンツも確認できます。

優先して確認

記録がない場合

記録が見つからないことを、実写や真実性の証明にしません。

Step 4

現時点での見立て

確度は高めContent Credentialsは有用な来歴情報だが、画像内容の真偽判定印ではない

記録が残る画像では、生成AIや編集の利用を知る手掛かりになります。一方、記録がない画像を本物と決めつけず、重要な判断では元投稿、撮影者、公式発表を確認します。

Step 5

安全な対処方法

安心につながる行動

  • Adobe Content AuthenticityのInspectでファイルを選択する手元のファイルのContent Credentialsを確認できます。
  • 作成者・作成方法・生成AI利用の記録を読むContent Credentialsが示し得る来歴情報です。
  • 記録がない画像は投稿元・公式情報を確認する記録の不在は内容の真偽を保証しません。
  • 検査結果と画像の説明文を別に扱う来歴情報と、出来事の説明が正しいかは別問題です。

避けたい行動

  • 検査できないことを実写・無加工の証明にする記録がないことだけでは画像の来歴を断定できません。
  • Content Credentialsがあるだけで説明文まで真実と考える記録は作成・編集に関する情報で、出来事の真偽を保証しません。
  • 重要な画像を出典確認なしに再共有する画像の作られ方と、示す情報の正確さを分けて確かめます。
Step 6

AIの前向きな活用

画像の来歴を確かめ、共有の前に立ち止まる

来歴情報を読む習慣があれば、AI画像を一律に怖がるのではなく、創作・広告・報道らしき画像を目的に応じて落ち着いて扱えます。

  • 共有前に画像の来歴を確認する
  • 投稿元のプロフィールを確認する
  • 公式発表を探す
  • 画像をアイデアと事実確認に分けて使う
誠のアイコン

誠主任からひとこと

来歴が見えると少し安心しますが、私はそれを『真実のスタンプ』にはしたくありません。画像がどう作られたかを知り、次にどの情報を確かめるか決める。そんな使い方なら、検査の結果を判断の助けにできます。

今回、覚えておきたいこと

Content Credentialsは、画像の真偽を決める印ではなく、来歴を読む手掛かりにする。

情報源

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