Grokの学習設定・会話削除・非公開化は別の操作。Xで見直す3か所
Xは、公開投稿、Grokへの入力、応答結果が、xAIの生成AIモデルの学習・調整に使われ得ると案内しています。Xの「Privacy & Safety」から「Data sharing and personalization」「Grok & Third-party Collaborators」へ進むと、学習利用とGrokのパーソナライズを別々に設定できます。会話履歴の削除も別の操作で、削除した会話はセキュリティまたは法的理由を除き、最大30日以内にシステムから削除されます。また、アカウントを非公開にすると、投稿をGrok・xAIのモデル学習や回答表示に使わせない設定になります。目的ごとに設定を分けて扱う記事です。
- XでGrokを使う人
- 公開投稿やGrokとの会話を、AIの学習・履歴・公開範囲ごとに整理したい人
何を止めたいのかを分けて、学習設定、会話履歴、投稿の公開範囲をそれぞれ見直しましょう。
身近な事例を知る
Grokは使いたいが、会話履歴・学習利用・公開投稿を一度に整理したい
XでGrokを試した後、過去の会話を消したいと思いました。同時に、今後の会話を学習に使わせたくないことと、公開投稿の扱いも気になります。設定が一つだと思って探すと、何を変えたのか分からなくなります。
あなたならどうする?
まず一つ以上選んでから確認してみてください。
推奨される行動- 学習利用、Grokのパーソナライズ、会話履歴の削除を目的別に設定し、投稿の公開範囲も別に確認する
選んだカードの表示を見ながら、今回はどの行動が安心につながるか確認できます。
Xでは、学習利用とパーソナライズを別に制御でき、会話履歴は別メニューから削除します。公開投稿を非公開にする操作も別です。何を止めたいのかを先に分けてから、対応する設定を確認します。
確認ポイント
モデル学習への利用
Grok & Third-party CollaboratorsのData Sharingで、公開データとGrokでの入力・応答結果の学習・調整利用を選択できます。
Grokのパーソナライズ
学習利用とは別に、Grok Personalizationで、Xデータを使った個別化を設定できます。
会話履歴の削除
Grokの会話履歴はPrivacy & Safety内のGrokから削除します。削除処理は最大30日です。
投稿の公開範囲
アカウントを非公開にすると、投稿をGrok・xAIの学習や回答表示に使わせない設定になります。
現時点での見立て
会話履歴を消すだけでは今後のデータ利用設定は変わらず、学習利用をオフにするだけでは公開投稿の範囲や過去の会話履歴は変わりません。学習、個別化、削除、公開範囲を分けて確認することが、意図した状態に近づく方法です。
安全な対処方法
安心につながる行動
- Data Sharingで、Grokの学習・調整への利用設定を確認する公開データとGrokの入力・応答結果の利用を選択できます。
- Grok Personalizationを、学習設定とは別に確認するGrokの個別化は別の設定として用意されています。
- 不要な会話履歴はDelete Conversation Historyから削除する履歴削除は学習設定とは別の操作で、削除処理には最大30日かかります。
- 公開したくない投稿は、投稿前に非公開アカウント化も含めて公開範囲を検討する非公開アカウントは、投稿の学習利用・回答表示を防ぐ設定です。
避けたい行動
- 履歴削除だけで、学習利用やパーソナライズも止まると思い込むそれぞれ別の設定です。
- 学習オフ後でも、会話を使わせたくないのに評価ボタンで内容を送る任意のフィードバックに含まれる会話は学習・改善に使われ得ます。
- 公開投稿とGrokで話した内容を同じ公開範囲だと考える投稿の公開範囲、会話履歴、モデル利用には別々の扱いがあります。
AIの前向きな活用
目的別の設定を先に決めて、Grokを調べ物や下書きに使う
学習、個別化、履歴、投稿公開の目的を分けておけば、必要な機能を使いながら、渡すデータと残す履歴を自分で管理しやすくなります。
- 定期的に会話履歴を整理する
- 学習設定と個別化設定を別々に記録する
- 機微な内容を会話に入力しない
- 公開投稿の前に公開範囲を確認する
今回、覚えておきたいこと
Grokは、学習設定・個別化・会話削除・公開範囲を別々に見直す。
情報源
- About Grok(外部リンク) X Help その他
誠主任からひとこと