ChatGPTの連携アプリは、切断しても会話・ファイル・Memoryが消えるわけではない。止める時の3点確認
OpenAIは、ChatGPTで連携したアプリのアカウントをDisconnectすると、そのアカウント経由の今後のアクセスは止まると案内しています。ただし、別の接続済みアカウントや管理者が設定したワークスペース接続は残ることがあり、Disconnectだけで既存・アーカイブ済みの会話、保存済みファイル、Memory summary、その他の保存済みMemoryが自動削除されるわけではありません。Googleアプリについても、接続解除は個人接続からのファイルアクセスを止めますが、既存の会話・Memoryや、別に管理されたワークスペースのインデックスは別の扱いです。連携を終える時は、(1) 接続アカウントを切る、(2) 残したくない会話・ファイルを削除する、(3) Memoryを確認・削除する、という三つの操作を分けて実施します。
- ChatGPTにGoogle Drive、メール、予定表などのアカウントを連携している人
- 仕事用アカウントとの連携を終える際、残るデータを整理したい人
アプリのDisconnect後に、Connected accounts、関連会話・ファイル、PersonalizationのMemoryを順に確認しましょう。
身近な事例を知る
試験的に仕事用Google DriveをChatGPTへつないだが、プロジェクト終了で接続を止めたい
設定画面でGoogleアカウントのDisconnectを押せば、プロジェクト中に参照した会話や、Memoryに残った内容もまとめて消えると思っています。個人用アカウントも同じアプリに接続しているかもしれません。
あなたならどうする?
まず一つ以上選んでから確認してみてください。
推奨される行動- 接続を切った後、別アカウント・会話・保存ファイル・Memoryをそれぞれ確認して必要な削除を行う
選んだカードの表示を見ながら、今回はどの行動が安心につながるか確認できます。
ChatGPTのDisconnectは、そのアカウントを通じた将来のアクセスを停止します。一方で、既存・アーカイブ済み会話、保存ファイル、Memory summaryや保存済みMemoryは自動で消えません。接続、会話・ファイル、Memoryを別々に確認する必要があります。
確認ポイント
対象アプリに複数アカウントがつながっていないか
SettingsのAppsまたはPluginsで、対象アプリのConnected accountsを確認します。仕事用だけでなく、個人用など別アカウントが残っていないかを確認します。
Disconnectが止める範囲
Disconnectは選んだアカウントを通じた今後のアクセスを停止します。別アカウントや管理者が設定したワークスペース接続が残る可能性は、別途確認します。
会話・保存ファイルの削除
連携アプリを使った会話や保存したファイルは、接続解除とは別に確認します。残したくない内容は個別に削除します。
Memoryの確認
Memoryを有効にしている場合は、SettingsのPersonalizationで保存済みMemoryを確認し、不要な内容を削除します。接続解除だけではMemory summaryや保存済みMemoryは消えません。
現時点での見立て
ChatGPTのアプリ連携は、Disconnectで将来のアクセスを停止できます。しかし、過去の会話、保存ファイル、Memoryは別の保存場所・設定として残り得ます。接続をやめる時は、入口を閉じる操作と、既に残った情報を整理する操作を一続きの手順にします。
安全な対処方法
安心につながる行動
- SettingsのAppsまたはPluginsで、対象アプリに接続されたアカウントを確認してDisconnectするDisconnectは、そのアカウントを通じた今後のアクセスを停止します。
- 対象アプリの他のConnected accountsや、組織管理の接続が残っていないかを確認する一つのアカウントを切っても、別アカウントや管理者管理の接続は残る場合があります。
- 連携中に作った会話や保存ファイルを見直し、残さないものを削除するDisconnectは既存・アーカイブ済み会話や保存ファイルを自動削除しません。
- Settings → PersonalizationでMemoryを確認し、不要な保存済みMemoryを削除するMemory summaryや保存済みMemoryは、アプリ連携の解除とは別に管理されます。
避けたい行動
- Disconnectだけで、プロジェクトに関する会話やファイルがすべて消えたと判断する接続解除は既存の会話や保存ファイルを自動削除しません。
- 個人用アカウントを切ったことで、会社が管理する接続も止まったと決めつける管理者が設定したワークスペース接続は、個人の接続とは別に残る場合があります。
- Memoryを使っているのに、連携解除後の保存内容を確認しない接続解除だけでは、Memory summaryや保存済みMemoryは削除されません。
AIの前向きな活用
短期プロジェクトでも、連携の終了手順を決めて安心して試す
接続を切る、会話を整理する、Memoryを確認するという終了手順を最初から決めておけば、必要な時だけ連携アプリを使い、プロジェクト後に情報の置き場所を整理できます。
- 検証開始時に、終了時に削除する会話をプロジェクト名で管理する
- 仕事用と個人用のアカウントを接続する場合は、Connected accountsを定期確認する
- プロジェクト終了時に、Disconnect・会話削除・Memory確認をチェックリストにする
- 組織の接続がある場合は、管理者に停止範囲を確認する
今回、覚えておきたいこと
ChatGPTのアプリ連携は、Disconnect後に会話・ファイル・Memoryも別途確認する。
情報源
- Connecting and managing app accounts in ChatGPT(外部リンク) OpenAI Help Center その他
- Google app data controls FAQ(外部リンク) OpenAI Help Center その他
誠主任からひとこと