Apple IntelligenceでChatGPTに渡す時は、アカウント接続の有無を分けて決める

Appleは、Apple IntelligenceのChatGPT拡張機能を初期状態ではオフにしており、Siri、作文ツール、ビジュアルインテリジェンスなどで使う際に、送信する内容を利用者が選べると案内しています。ChatGPTアカウントを接続せずに使う場合、Apple Accountに結び付く情報はOpenAIへ送られず、OpenAIは依頼を処理する目的以外に情報や応答を保存・モデル学習に使わないとAppleは説明します。一方、ChatGPTアカウントでサインインした場合は、そのアカウントの設定とデータプライバシー方針が適用されます。便利な連携を使う前に、拡張機能のオン・オフだけでなく、アカウント接続の状態を確認する記事です。

  • iPhone、iPad、MacのApple IntelligenceからChatGPTを使う人
  • Siriや作文ツールに文書・写真を扱わせる前に、データの扱いを確認したい人
確認レベル 4 AppleのChatGPT連携は、送る内容とアカウント接続の状態をセットで確認する
危険度ではなく、必要な確認の程度を表しています。

文書・写真を送る前に、ChatGPT拡張機能の状態とChatGPTアカウントへの接続状態を確認しましょう。

Step 1

身近な事例を知る

メールの下書きや写真をSiriからChatGPTに頼みたいが、どのアカウント状態で送られるのか分からない

Apple Intelligenceの提案でChatGPTを使う場面が増えました。普段のChatGPTアカウントに接続して便利な機能を使うか、接続せずに単発の依頼にするかで、文書や写真を渡す時の扱いが変わるのかを知りたい状況です。

Step 2

あなたならどうする?

Apple IntelligenceからChatGPTを使う前に確認するべきことは?
Step 3

確認ポイント

優先して確認

拡張機能が有効か

ChatGPT拡張機能は初期状態でオフです。iPhone、iPadでは設定のApple IntelligenceとSiri、Macではシステム設定からオン・オフを確認できます。

優先して確認

送る内容

依頼、添付した文書・写真・文書内容のほか、タイムゾーン、国、端末種別、言語、利用機能などが送られます。

優先して確認

ChatGPTアカウントの接続

未接続と接続済みでは、適用されるデータの扱いが異なります。接続状態を用途に合わせます。

できれば確認

Siriの送信確認

SiriはChatGPTが役立ちそうな依頼で、送信の確認を求めます。確認をオフにする前に用途を見直します。

Step 4

現時点での見立て

確度は高めApple IntelligenceのChatGPT連携は、『有効にする』だけでなく『どのアカウント状態で使うか』までが設定である

ChatGPT拡張機能は、利用者が選んだ依頼や添付内容をChatGPTへ送ります。アカウント未接続時と接続時の扱いは同じではありません。機微な文書・写真を扱う前に、接続状態と送る範囲を確認して使い分けることが重要です。

Step 5

安全な対処方法

安心につながる行動

  • ChatGPTへ送る文書・写真・本文を、実行前に確認する選択した添付内容や文書の内容は、依頼を処理するためChatGPTへ送られます。
  • ChatGPTアカウントを接続するかを、用途ごとに決めるアカウント未接続時と、接続した時では適用されるデータの扱いが異なります。
  • Siriの送信確認を残し、送信先と内容を都度確認する確認は、ChatGPTが役立ちそうな依頼を送る前の判断機会になります。
  • 使わない時はChatGPT拡張機能をオフにする拡張機能は設定からいつでも無効にできます。

避けたい行動

  • 端末の機能だからと考え、選んだ添付内容を見ずにChatGPTへ送る写真、文書、本文など、選択した内容はChatGPTへ送られ得ます。
  • アカウント接続の有無を気にせず、同じ扱いだと考える接続時はChatGPTアカウントの設定とデータプライバシー方針が適用されます。
  • 確認を省くためだけに、SiriのChatGPT送信確認をオフにする意図しない内容を送る前に見直す機会が減ります。
Step 6

AIの前向きな活用

単発の下書きと継続利用を、送る内容に応じて使い分ける

送る範囲とアカウント接続を確認しておけば、Apple Intelligenceの作文支援や調べ物を使いながら、文書・写真の扱いを用途に応じて選べます。

  • 公開前の一般的な文章の下書きに使う
  • 社外秘資料は送らない
  • 送信確認の表示を読み直す
  • 使わない端末では拡張機能をオフにする
誠のアイコン

誠主任からひとこと

端末に組み込まれた機能は、同じ場所で動くぶん送信先を意識しにくくなります。私は『ChatGPTを使うか』の前に、『今はどのアカウント状態で、何を渡すのか』を確認したいです。便利な連携ほど、添付するものを選ぶ一呼吸が大切だと感じます。

今回、覚えておきたいこと

AppleのChatGPT連携は、送る内容とアカウント接続の状態を分けて決める。

情報源

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