写真を「AIっぽい」で終わらせない。Googleの「この画像について」で初出と使われ方を確認する

Google Searchの「About this image(この画像について)」では、Googleが画像または視覚的に似た画像を最初に確認した時期、同じ・似た画像を使う他のページ、より早い時期に現れたページなどを確認できる場合があります。画像ビューアーで「About」から「Learn more about an image」を選ぶ操作で使えますが、利用できる地域は限られます。画像に付随する情報から、カメラで撮影されたか、AIで生成されたかに関する文脈が表示される場合もあります。ただしGoogleは、クレジットやデジタルソース種別のメタデータは画像生成・編集ツールで変更できるため、他の情報源も確認するよう案内しています。AIらしさを見た目で推測して終わらせず、初出と利用文脈をたどる操作を扱います。

  • SNSやメッセージで見た写真が、古い画像の転用ではないか確かめたい人
  • 画像がAI生成かどうかだけでなく、いつ・どこで使われたかを調べたい人
確認レベル 3 Googleの「この画像について」で、初出と利用文脈をたどる
危険度ではなく、必要な確認の程度を表しています。

画像の見た目だけで決めず、いつからどこで使われていたかと、元の発信者を確認しましょう。

Step 1

身近な事例を知る

災害現場だという写真が送られてきたが、以前の別の出来事の画像かもしれない

画像には説明文しかなく、投稿者も撮影者も分かりません。加工やAI生成の可能性だけでなく、同じ画像がいつからどのような文脈で使われていたかを調べたい状況です。

Step 2

あなたならどうする?

SNSで見た写真が、今起きた出来事のものか疑わしい時の確認として適切なのは?
Step 3

確認ポイント

優先して確認

機能を開く操作と利用地域

Google画像検索で画像を開き、Image ViewerのAboutからLearn more about an imageを選びます。この機能は一部の地域でのみ利用可能です。

優先して確認

Googleが最初に確認した時期

画像または視覚的に似た画像をGoogleが最初に確認した時期は、画像が想定より古くないかを考える手がかりになります。

優先して確認

Early usesと他サイトでの利用

より早く現れたページや、同じ・似た画像を使うページを確認し、元の撮影者・投稿者・利用文脈をたどります。

優先して確認

メタデータの限界

画像の作られ方・編集に関する情報が表示される場合もありますが、クレジットやデジタルソース種別のメタデータは変更され得ます。他の根拠と組み合わせます。

Step 4

現時点での見立て

確度は高め画像の信頼性はAI判定だけでなく、初出と使われ方を確かめて考える

GoogleのAbout this imageは、類似画像の初出時期、早期の利用例、他サイトでの使われ方を確認する手がかりになります。機能が利用できる地域であれば、画像ビューアーから確認できます。メタデータや表示だけを最終判断にせず、元の投稿者・公式発表・他の信頼できる情報源へ進みます。

Step 5

安全な対処方法

安心につながる行動

  • 気になる画像をGoogle画像検索で開き、利用できる場合はAboutから詳細情報を確認するGoogleは、画像の初出時期や他サイトでの使われ方を確認する機能を案内しています。
  • Googleが最初に確認した時期とEarly usesを見て、古い画像の転用がないか考える画像が想定より古い時期に使われていれば、現在の出来事を示すという説明を再確認する必要があります。
  • 画像を使う他のページから、元の投稿者・撮影者・利用文脈を探す他サイトでの使われ方をたどると、画像が別の出来事で使われていたことを確認できる場合があります。
  • 画像のメタデータは一つの手がかりとして扱い、公式発表など別の根拠と照合するGoogleは、クレジットやデジタルソース種別のメタデータが変更される場合があると案内しています。

避けたい行動

  • AIらしく見えないことだけで、現在の出来事を示す写真だと判断する実写でも、古い写真や別の場所の画像が現在の文脈で転用される場合があります。
  • 画像のメタデータだけで、撮影日時・場所・作成方法を確定するクレジットやデジタルソース種別のメタデータは、生成・編集ツールで変更され得ます。
  • 写真の出典が分からないまま、災害・事件の情報として共有する初出と利用文脈を確認しないと、古い写真や別の出来事の画像を広げるおそれがあります。
Step 6

AIの前向きな活用

画像の背景をたどり、SNSの写真を役立つ情報として読み解く

画像の初出や使われ方を確認する習慣があれば、AI生成かどうかだけに偏らず、写真がいつ・誰によって・どんな文脈で使われたかを手がかりにできます。

  • 災害の写真を共有する前に初出時期を確認する
  • 商品の写真が別サイトでどう使われているかを見る
  • 昔の写真が現在の事件として転用されていないか調べる
  • 確認できた元の発信者を添えて画像を共有する
誠のアイコン

誠主任からひとこと

画像を見てAIらしさを探すと、目だけが疲れてしまいます。私は『この写真はいつから、どんな場所で使われてきたのだろう』と順番を変えるのが好きです。初出をたどると、合成ではなく古い写真の転用だった、ということも見えてきます。画像の背景を探す方が、判断を急がせない助けになります。

今回、覚えておきたいこと

画像はAI判定だけでなく、初出と利用文脈をたどって確かめる。

情報源

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