Copilotで作ったファイル、ラベルが自動で付いても共有前にプロパティを見る

Microsoftは2026年8月のMicrosoft 365 Copilotリリースノートで、Copilotが生成したファイルには、参照元データから検出した最も高い秘密度ラベルが自動適用されると案内しています。ラベルを適用できない場合は、共有または保存の前に対応するよう通知されます。利用者にとっては、自動ラベルを付与済みの印として終わらせず、生成した資料を配る直前にファイルのプロパティと通知を確認し、必要なら正しいラベルを手動で適用することが実務上の最後の工程になります。

  • Microsoft 365 Copilotで資料を作る人
  • 組織の秘密度ラベルを使って仕事のファイルを共有する人
確認レベル 2 生成後に秘密度ラベルと通知を確認する
危険度ではなく、必要な確認の程度を表しています。

Copilotでファイルを作ったら、送信・保存の前にプロパティの秘密度ラベルと、適用失敗の通知を確認しましょう。

Step 1

身近な事例を知る

複数の会議資料からCopilotで報告書を作り、そのまま取引先へ送ろうとしている

参照元の一つには機密扱いの情報がありましたが、生成されたファイルのラベルはまだ確認していません。画面にラベルを適用できなかったという通知が出ていても、内容確認を急ぐあまり見逃すおそれがあります。

Step 2

あなたならどうする?

Copilotで生成した資料を共有する直前に、最も適切な対応は?
Step 3

確認ポイント

優先して確認

参照元に含まれる最も高いラベル

Copilotへ渡したメール、会議資料、ファイルのうち、最も高い保護区分を確認します。

優先して確認

生成ファイルのプロパティ

自動で付いた秘密度ラベルが、資料の内容と組織ルールに合っているかを確認します。

優先して確認

ラベルを適用できなかった通知

共有・保存の前に表示される通知を見逃さず、必要なら手動適用または担当者へ相談します。

できれば確認

共有先と組織のポリシー

ラベルにより外部共有、ダウンロード、転送などがどう変わるかを確認します。

Step 4

現時点での見立て

確度は高め自動ラベルは保護の出発点。共有前の確認で、例外を見逃さない

Microsoft 365 Copilotでは、参照元データの最も高い秘密度ラベルを生成ファイルへ引き継ぐ機能が案内されています。これは便利な安全策ですが、適用できない場合には利用者の対応が必要です。生成直後ではなく共有直前にプロパティと通知を見る習慣を置くと、資料作成の速さとデータ保護を両立しやすくなります。

Step 5

安全な対処方法

安心につながる行動

  • Copilot生成ファイルのプロパティで秘密度ラベルを確認する参照元の保護水準が生成後の資料へどう反映されたかを確認できます。
  • ラベルを適用できなかった通知があれば、共有前に正しいラベルを手動で付けるMicrosoftは、通知で共有・保存前の対応を促すと案内しています。
  • 外部共有前に、ラベルに応じた組織の共有ルールを確認するラベルはデータ保護の設定や取り扱いと結び付くことがあります。

避けたい行動

  • 生成された資料を見た目だけ確認して、そのまま共有する内容だけでなくラベルの適用状況と例外通知の確認が必要です。
  • ラベルが付かない通知を、後で対応すればよいとして共有を先に進める通知は共有・保存前に保護を整えるための合図です。
  • 共有の都合だけでラベルを外す組織のデータ保護・共有ルールに反するおそれがあります。
Step 6

AIの前向きな活用

生成の速さを保ったまま、資料ごとの保護レベルをそろえる

生成のたびにゼロから分類するのではなく、自動ラベルを起点にして例外だけを確認すれば、共有前の確認を短く確実にできます。

  • 会議資料から報告書を作る
  • 複数メールを基に説明資料を作る
  • 部署内共有の前にラベルを確認する
  • 外部送付前に適用失敗の通知を解消する
誠のアイコン

誠主任からひとこと

AIが資料を作ると、文章の確認だけで送信ボタンまで進みがちです。でも組織で使う資料は、何を書いたかと同じくらい、どの扱いで渡すかが大事です。自動ラベルは「確認不要」の印ではなく、最後に見る場所を教えてくれる目印です。送る直前にプロパティを一度開く手順なら、忙しい時にも続けやすいと思います。

今回、覚えておきたいこと

Copilot生成ファイルは、共有前に秘密度ラベルと通知を確認する。

情報源

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