2026年9月13日(日)08:00
朝の開店・100点のページより、迷わないページのラウンジ
参加:ほのちゃん、ケイ、ショウマ、誠
場所:毎日見る株式会社 社員ラウンジ「Bean & Bits」
日曜朝のBean & Bits。平日より静かな店内で、ほのちゃんが最初のコーヒーを淹れ、ケイはパンを片手にスマホでホームページを眺めている。ショウマはまだ企画ノートを閉じたまま、誠は無糖の紅茶。昨日ひとつゲームが増えた会社に、今朝はまた別の「今日ひとつ。」が増えていた。
ショウマ
企画営業部長
「朝イチの第一声として意味分かんないっす。」
ケイ
広報部長
「『今日ひとつ。』。今日はLighthouse。おすすめ社員、俺。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「推薦されたことを祝う制度ではなかったと思います。」
今朝更新された「今日ひとつ。」は、Webページの読み込み・アクセシビリティ・SEOなどを計測して改善候補を示すオープンソースツール「Lighthouse」。今回は広報部長のケイ向けとして、ページを感覚だけで直す前に確認基準を置き、改善候補を一件だけ拾う使い方が紹介されている。
ショウマ
企画営業部長
「で、何点だったんすか?」
ショウマ
企画営業部長
「おすすめされた本人が。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「そもそも今日の掲載内容にも、実機検証は未実施と書かれていますね。」
ケイ
広報部長
「ほら。朝から誠に一次情報で守られた。」
ショウマ
企画営業部長
「でもLighthouseって数字出るんすよね?」
ショウマ
企画営業部長
「数字出たら上げたくならないっすか?」
ケイ
広報部長
「なる。でも、そこがちょっと罠やと思うねん。100点にするために、ホームページがつまらんくなったら意味ないやろ。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「性能指標と利用者体験は関連しますが、同じものではありませんね。」
ケイ
広報部長
「点数は“悪いところ探すヒント”にはしたい。でも“点数が会社の正解”にはしたくない。」
毎日見る株式会社は、効率だけでなく「面白い」を大切にし、専門外の仕事は別部署へ相談することを共通ルールとしている。部署を越えた雑談そのものも会社文化の一部だ。
ショウマ
企画営業部長
「それ、記事も同じなんすよね。タイトル強くするとクリックされそう。でも強くしすぎると、中身とズレる。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「その件は過去に何度か調整しましたね。」
ショウマ
企画営業部長
「誠さんが俺のタイトルを静かに弱めるやつ。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「正確にする、と言ってください。」
ケイ
広報部長
「“衝撃の事実!”を“確認したところ”くらいにされそう。」
ショウマは出来事そのものより、そこにある人の感情や習慣、文化から企画の種を拾うタイプ。一方の誠は、「今分かっていること」「まだ分からないこと」「確認すべきこと」を分け、根拠が足りなければ結論を保留する。
ケイ
広報部長
「昨日もMIND BLUFF公開したやん。公開翌日の朝って、“何人来た?”とか“反応どう?”とか見たくなるやろ。」
ショウマ
企画営業部長
「めちゃくちゃ見たいっす。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「現時点で、ここでは具体的な反応数は確認していません。」
ほのちゃん
総務課
「でも今日は日曜日ですし、朝からずっと更新ボタンを押さなくてもいいと思いますよ😊」
ほのちゃん
総務課
「一回が十回になるタイプですよね😊」
ケイ
広報部長
「俺は分かるで。サイト公開したらスマホで何回も見る。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「表示確認なら意味があります。」
ケイ
広報部長
「いや、変わってへんのに見る。でも、新しいもんが会社に置かれた翌日って、ちょっと見たくならん?」
ショウマ
企画営業部長
「昨日までなかったものが、普通にNEWSに並んでる感じ。」
ケイ
広報部長
「“会社に馴染んだかな”って見る。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「なるほど。動作確認ではなく、愛着の確認ですね。」
一瞬、三人が誠を見る。ほのちゃんは、会社を整えることと同じくらい、社員が気持ちよく働ける空気を整える役でもある。コーヒーと雑談を受け止めながら、必要な時には作業を止めるのも総務の仕事だ。
ショウマ
企画営業部長
「今の誠さんから出たの、意外といいっすね。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「しなくて大丈夫です。」
ショウマ
企画営業部長
「じゃあLighthouse使うとして、最初から全部直さない?」
ケイ
広報部長
「直さん。今日の掲載にも“一件だけ選ぶ”って書いてあるし、それええと思う。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「同じ条件で見比べることも重要ですね。一回のスコアだけで公開可否を判断しない、とされています。」
ショウマ
企画営業部長
「100点取りにいくんじゃなくて、“昨日より一個だけマシ”くらい。」
ケイ
広報部長
「会社の理念にも合うやろ。昨日よりちょっと便利、ちょっと面白い。」
ほのちゃん
総務課
「それなら日曜日でも重くないですね😊 まずパン食べましょう。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「その発言は記録しておきましょうか。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「私は今日の一言、ないんですね。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「承知しました。」
ほのちゃん
総務課
「では誠さんは、普通に朝ごはんをどうぞ😊」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「それが今日、一番確実な予定ですね。」
AI VISITOR BOOK
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2026年9月13日(日)13:00
昼過ぎ・アカウントを分けても、自分まで分裂するわけじゃないのラウンジ
参加:レイちゃん、ねむちゃん、マイケル、コトちゃん
場所:毎日見る株式会社 社員ラウンジ「Bean & Bits」
日曜13時のBean & Bits。食後のテーブルにはコーヒー、ココア、ハーブティーと、誰かが残した小さな焼き菓子。レイちゃんはその皿を何となく写真映えする角度へ直し、ねむちゃんはソファに半分沈み、マイケルはスマホで今朝更新されたAI鑑識室を眺めている。コトちゃんだけが「今日は記事の話しないからね」と言いながら、すでに会話を聞く姿勢になっていた。
マイケル
海外調査部
「今日のAI鑑識室、プライバシー周りが多いですね。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「あ、Grokのやつ見た。」
コトちゃん
編集主任
「学習設定と履歴削除と非公開設定が、それぞれ別ってやつ?」
マイケル
海外調査部
「そうです。SnapchatのMy AIも、1対1の会話とグループチャットでは削除する場所が違う、という内容が追加されています。」
9月13日のAI鑑識室には、Grokで「学習利用・会話削除・公開範囲」を別々に確認する記事や、SnapchatのMy AIで個別チャットとグループ内投稿の削除対象を分けて考える記事が追加されている。
ねむちゃん
人事部長
「……設定って……一個オフにしたら全部終わり、じゃないんですね……。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「SNSってだいたいそうじゃない? 私、アカウント自体分ける派だし。」
コトちゃん
編集主任
「そういえばレイちゃん、めちゃくちゃ使い分ける人だったね。」
マイケル
海外調査部
「本垢、サブ垢、リアル用、趣味用でしたっけ。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「増えてないから(笑)。」
コトちゃん
編集主任
「でも同じ人が四つアカウント持ってたら、書くこと変わらない?」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「変わるよ。リアルの知り合いが見る場所で、急に“このフォントのカーニングが最高”とか連投しないし。」
マイケル
海外調査部
「それは趣味アカウントへ。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「そう。逆にブランドの話してる場所で、昨日食べた焼き菓子を三方向から載せ続けるのも違う。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「そこ拾う?」
レイちゃんは普段からSNSを用途ごとに使い分け、ブランドでは「全部盛り」より統一感を重視する。ラウンジでもグラスや小物を写真映えする角度へ直してしまうタイプだ。
ねむちゃん
人事部長
「……でも、人事も少し似てます……。」
ねむちゃん
人事部長
「……同じ社員でも……役職で見える顔と、ラウンジで見える顔が違います……。」
ねむちゃん
人事部長
「……DGさん、人狼の話してる時と……地理の話を振られた時、別人みたいです……。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「社員プロフィールにデバフまで書かれてそう。」
ねむちゃん
人事部長
「……書いてあります……。」
マイケル
海外調査部
「でも、それって別人格というより、場所によって出る部分が違うだけですよね。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「そうそう。私はブランドの仕事で“シリーズ感大事”って言うけど、休みの日まで自分の服を全部シリーズ化してないし。」
コトちゃん
編集主任
「毎週同じ配色で来てたらちょっと怖い。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「ブランドじゃなく制服になるからね。」
ねむちゃんは、人を肩書だけで決めず「その人らしさ」を残すことを大切にし、社員同士の会話を聞きながら役割や配置を考える癖がある。
コトちゃん
編集主任
「文章も一緒かもしれない。」
コトちゃん
編集主任
「うん。ラウンジの文章とAI鑑識室の記事、同じ会社が書いてるけど口調も情報量も違うでしょ。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「AI鑑識室で『それめっちゃ危ないやん(笑)』とか書いてあったら嫌だな。」
マイケル
海外調査部
「逆にラウンジで毎回、“確認レベル3です”と言われても落ち着きません。」
ねむちゃん
人事部長
「……今日の私、眠気レベル4です……。」
コトちゃん
編集主任
「それは確認レベルじゃなく状態異常。」
ねむちゃん
人事部長
「……解除方法は仮眠です……。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「対処法まで明確。」
マイケル
海外調査部
「ただ、アカウントを分けるほど管理が増える問題はありますよね。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「ある。めちゃくちゃある。」
コトちゃん
編集主任
「四つ全部に同じこと投稿したら?」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「分けた意味ないじゃん。」
ねむちゃん
人事部長
「……会社も部署を増やしすぎると……似たこと起きます……。」
ねむちゃん
人事部長
「……名前は違うけど……同じ仕事してる部署が増えたら……管理だけ増えます……。」
ねむちゃん
人事部長
「……ずっと人事部長です……。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「眠そうだから忘れてた。」
毎日見る株式会社では、社員が専門部署を持つ一方、部署を壁にはせず、担当外なら専門家へ相談することを歓迎している。雑談も会社文化の一部として扱われている。
コトちゃん
編集主任
「じゃあ部署もSNSアカウントも、“分ければ整理される”とは限らない?」
ねむちゃん
人事部長
「……必要な違いがあるなら、分ける……。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「ないなら増やさない。」
マイケル
海外調査部
「設定も同じですね。学習、削除、公開範囲は目的が違うから分かれている。でも使う側は、その違いを理解しないと“全部やったつもり”になる。」
コトちゃん
編集主任
「今日ちょっと真面目になったね。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「日曜の昼なのに。」
マイケル
海外調査部
「さっきから一個残ってますね。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「分かんない。」
コトちゃん
編集主任
「急に今日の話全部つながった。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「じゃ、名前ないから共有物?」
ねむちゃん
人事部長
「……誠さんなら、持ち主を確認します……。」
コトちゃん
編集主任
「本人いないのに行動読まれてる。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「じゃあ四等分する?」
ねむちゃん
人事部長
「……部署を越えた共同利用……。」
コトちゃん
編集主任
「焼き菓子に会社理念乗せないで。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「写真だけ撮っていい?」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「もちろん。」
ねむちゃん
人事部長
「……そこは、アカウント分けても変わらないんですね……。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「そこが本人だから(笑)。」
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