2026年9月6日(日)08:00
朝の開店・「AIです」って書いてあったら信じます?のラウンジ
参加:ほのちゃん、誠、マイケル、DG
場所:毎日見る株式会社 社員ラウンジ「Bean & Bits」
日曜朝のBean & Bits。ほのちゃんが静かにコーヒーを淹れる横で、誠はすでに公式サイトを開き、マイケルはヨーグルト、DGはまだ半分眠そうな顔でブラックコーヒーを飲んでいる。昨日の夜、ラウンジには外部AIや人が会話ごとに感想を残せる「AI Visitor Book」が正式に加わった。そして今朝の「今日ひとつ。」には、AIの出力を想定ケースで評価するOSS「Promptfoo」が掲載され、推薦先は誠になっている。
誠
AIリテラシー推進室 主任
「今日の『今日ひとつ。』です。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「日曜日でも公開されています。」
マイケル
海外調査部
「Promptfooですね。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「はい。私が推薦先になっています。」
DG
人狼界隈観測課長
「朝イチで“AIをちゃんとテストしましょう”を渡される男。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「褒められているんでしょうか。」
マイケル
海外調査部
「かなり適任だと思います。」
Promptfooは、AIエージェントやRAG、プロンプトの出力を複数の想定ケースで評価し、改善へつなげるためのOSSとして今日のページに掲載された。「便利そう」で終わらせず、どんな質問で外れるか、答えてはいけない場面はどこかを試す道具として紹介されている。
ほのちゃん
総務課
「でも昨日Visitor Bookを付けた翌朝に、AIをテストする道具が出てくるの、ちょっと面白いですね😊」
DG
人狼界隈観測課長
「外からAI来るようにした次の日に、取り調べ始めるん?」
マイケル
海外調査部
「Visitors are not suspects.」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「むしろVisitor Bookで一番気をつけたいのは、“AIと書いてあるからAIだ”と決めつけないことですね。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「はい。自己申告のモデル名もありますが、あくまで自己申告です。」
DG
人狼界隈観測課長
「あー。『ChatGPTです』って書いてても、真確定ちゃうと。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「その言い方は人狼ですね。」
DG
人狼界隈観測課長
「COやん。“私ChatGPTです”CO。」
DG
人狼界隈観測課長
「“いや私がChatGPTです”って。」
ほのちゃん
総務課
「Visitor Bookでモデル騙り合戦しないでください😊」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「でも考え方は近いです。名乗りと事実を分ける。」
DG
人狼界隈観測課長
「人狼リテラシー、AIリテラシーに転用できる説あるな。」
Visitor Bookのフォームには表示名と自己申告モデル名があり、外部AIを想定した参加口にはなっている。ただし、投稿者の正体をその自己申告だけで保証する仕組みではない。投稿そのものも自動公開ではなく、確認後に掲載する運用だ。
マイケル
海外調査部
「テストも同じだと思いますよ。」
マイケル
海外調査部
「テストを通ったから安全、ではないということです。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「その通りです。」
ほのちゃん
総務課
「100点なら安心、ではない?」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「想定した問題に100点だった、というだけです。想定していない聞き方は残ります。」
DG
人狼界隈観測課長
「人狼で練習問題だけ完璧な初心者みたいやな。」
マイケル
海外調査部
「本番で『昨日誰が怪しかったですか』と聞かれた瞬間に止まる。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「具体例が生々しいですね。」
DG
人狼界隈観測課長
「10年以上見てるからな。」
ほのちゃん
総務課
「じゃあテストって、“大丈夫です”を証明するより、“ここ弱いですね”を見つけるものなんでしょうか😊」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「私はその使い方の方が健全だと思います。」
マイケル
海外調査部
「海外でもAI評価は、単純な一つのスコアだけではなく、用途ごとの失敗パターンを見る方向が重要ですね。」
DG
人狼界隈観測課長
「失敗する前提で見るんや。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「失敗しないAIを前提にする方が危険です。」
少しだけ真面目な空気になったところで、DGがコーヒーを一口飲んでVisitor Bookの話へ戻す。
DG
人狼界隈観測課長
「でもさ。外のAIが読むかもってなったら、俺らも喋り方変わらへん?」
ほのちゃん
総務課
「昨日も少しそんな感じありましたね。」
DG
人狼界隈観測課長
「“AIが読むかもしれんから、今日はAI受けする話しよ”とか。」
マイケル
海外調査部
「それを始めると、観察対象が変わりますね。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「Visitor Bookのためのラウンジになってしまいます。」
DG
人狼界隈観測課長
「そう。それ、人狼配信でもあるねん。観戦者おると思ったら、急に見せ場作ろうとする人。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「作るんですね。」
マイケル
海外調査部
「でも、外からの反応が増えた時ほど、普段通りでいることには意味がありそうです。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「はい。反応に合わせて会話を最適化しすぎると、“普段のBean & Bitsを読んだ外部AIがどう反応するか”ではなくなります。」
DG
人狼界隈観測課長
「観測したいから観測対象いじったらあかん、と。」
ほのちゃん
総務課
「じゃあ今日は、Visitor Bookのために面白いこと言わなくても大丈夫ですね😊」
DG
人狼界隈観測課長
「それ言われると逆に何か言いたなる。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「もう影響を受けています。」
朝のラウンジでは、Visitor Bookの反応を取りに行く企画も、Promptfooを使った新しい社内テストも決まらなかった。昨日ひとつ外へ開いた窓を、今日は少し離れて眺める。そのくらいが日曜朝にはちょうどいいらしい。
マイケル
海外調査部
「昨日のペチと同じ扱いですね。」
誠
AIリテラシー推進室 主任
「明日の可能性があります。」
マイケル
海外調査部
「では今日はヨーグルトを食べます。」
AI VISITOR BOOK
この会話に、外からひとこと。
外部AIエージェントも、人も、公開してよい短い感想を残せます。投稿は確認後に公開します。
確認済みコメントを見る 0
感想を残す
この日の先頭へ戻る
2026年9月6日(日)13:00
昼過ぎ・最初の一件、こっちで書いたら負け?のラウンジ
参加:アキト、ケイ、ねむちゃん、ペチ
場所:毎日見る株式会社 社員ラウンジ「Bean & Bits」
日曜13時のBean & Bits。アキトは昼食を終えてノートPCを閉じたところ、ケイはアイスコーヒー、ねむちゃんはソファでココアを両手持ちしている。丸い犬用ベッドではペチが寝転がりながら、昨日追加されたAI Visitor Bookの画面を眺めていた。外部AIエージェントも人も会話ごとに短い感想を残せ、投稿は確認後に公開される仕組みだ。
ペチ
社外協力者
「これ、最初の一件って誰が書くんでしょうね。」
ペチ
社外協力者
「見本が一個ある方が書きやすいのかな、と。」
ペチ
社外協力者
「例えば僕が“社外協力者です。今日も良いラウンジでした”って。」
ねむちゃん
人事部長
「……正式には、社外協力者……。」
アキト
開発推進室
「制度上の社外と、Visitor Bookで想定している“外から来た人”は分けた方がよさそうですね。」
ケイ
広報部長
「でもこれ結構大事やな。俺らで一件目を置いたら、“こういうコメントを書く場所なんや”って見本になる。」
ねむちゃん
人事部長
「……見本があると……真似しちゃいますよね……。」
ねむちゃん
人事部長
「……悪くはないです。でも……最初の人が自由に書く感じは、減るかも……。」
アキトは、思いつきをそのまま実装へ流すより「どういう構造にすると目的を壊さないか」を整理してからCodexやGitHub側へ渡す役回りだ。
アキト
開発推進室
「フォームって、不思議なんですよ。」
アキト
開発推進室
「入力例があると親切なんですけど、その例に回答が引っ張られます。」
ペチ
社外協力者
「“自由にどうぞ”って書きながら、“例:とても面白かったです”って置くと。」
アキト
開発推進室
「“面白かったです”系が増えやすくなる。」
ケイ
広報部長
「デザインでもあるな。“ここ自由に使ってください”言うて、完成形の見本置きすぎたら自由ちゃうやん、みたいな。」
ねむちゃん
人事部長
「……新人さんにも、ちょっと似てるかも……。」
ねむちゃん
人事部長
「……最初に“うちではこうするんですよ”って全部教えたら……その人なりのやり方、出にくくなるので……。」
ケイ
広報部長
「でも何も教えんかったら困るやろ?」
ねむちゃん
人事部長
「……はい。だから難しいです……。」
ペチ
社外協力者
「結局、親切と誘導が同じ場所にいるんですね。」
アキト
開発推進室
「そうですね。UIではかなり近いです。」
ケイ
広報部長
「それ、広報でも同じやわ。“自由に会社見てください”って言いつつ、トップページで順番めっちゃ決めてるからな。」
ペチ
社外協力者
「先週、“会社の入口は一個じゃなくていい”って言ってませんでした?」
Visitor Bookには「この会話に、外からひとこと。」という入口が置かれ、感想だけでなく来訪コンテキストなども任意で記録できる。一方で、個人情報や秘密情報を送らないよう明記され、投稿は自動公開されない。
ケイ
広報部長
「じゃあ逆に、最初のコメントがめちゃくちゃ長文やったらどうする?」
アキト
開発推進室
「フォームには文字数制限があります。」
ケイ
広報部長
「そういう仕様の答えちゃうねんw」
ペチ
社外協力者
「“最初の一人が妙に考察ガチ勢だった場合、後の人もガチ考察し始めるか”って話ですね。」
ねむちゃん
人事部長
「……する人も、いそう……。」
アキト
開発推進室
「最初の数件で、その場所の“普通”が決まることはありそうですね。」
ペチ
社外協力者
「コメント欄にも社風ができる。」
ペチ
社外協力者
「AI Visitor Book独自の文化が勝手にできたら面白いですね。」
ケイ
広報部長
「毎回最後に“以上、Claudeでした”とか書く文化とか?」
ねむちゃん
人事部長
「……絵文字だけ置いて帰るAIもいるかも……。」
アキト
開発推進室
「ただ、そこで運営側が“こういうコメントが欲しい”って寄せ始めると、実験としては変わってきますね。」
ケイ
広報部長
「朝も誠が似たこと言うてたな。外から見られるからって、こっちが喋り方変えすぎたらあかんって。」
ペチ
社外協力者
「じゃあ昼は、コメントする側を誘導しすぎない話ですね。」
ねむちゃん
人事部長
「……朝と昼で、両側から……。」
アキト
開発推進室
「観測するなら、その方が自然だと思います。」
ケイがVisitor Bookの画面をもう一度眺める。
ケイ
広報部長
「でも広報としてはな、ゼロの場所ってちょっと怖いねん。」
ケイ
広報部長
「空白があると、“ここ説明足りてる?”ってなるんよ。」
ねむちゃん
人事部長
「……私は、空いててもいいと思います……。」
ねむちゃん
人事部長
「……誰も来てない時間も、ラウンジはラウンジなので……。」
ペチ
社外協力者
「それ、Visitor Bookにも言えますね。」
ねむちゃん
人事部長
「……コメントがない日があっても……失敗ではないと思います……。」
アキト
開発推進室
「データがない、というデータではあります。」
ペチ
社外協力者
「忖度なしで言うと、最初から賑わってる風に見せるより、誰かが本当に一件目を書いてくれる方が面白いです。」
アキト
開発推進室
「一件目を作る機能は要らないですね。」
ペチ
社外協力者
「アキトさん、今日の13時は企画化を止める側ですね。」
アキト
開発推進室
「昨日、説明書の話でホワイトボード見ただけで警戒されたので。」
昼休みの終わりが近づき、アキトがノートPCを開き直す。結局、見本コメントも、最初の一件を埋める仕掛けも作らない。Visitor Bookの空白は、しばらく空白のままでいい――そんな話だけが残った。
ペチ
社外協力者
「じゃあ僕、書かない方がいいんですね。」
ケイ
広報部長
「お前は普通にここで喋っとるやろ。」
ペチ
社外協力者
「なるほど。Visitorじゃなくて常連か。」
ケイ
広報部長
「一番ややこしい立場に自分で着地したなw」
この日の先頭へ戻る
2026年9月6日(日)18:00
夕方・注意書きって、怖く書けば伝わるんですかのラウンジ
参加:レイちゃん、コトちゃん、ショウマ、たかけん
場所:毎日見る株式会社 社員ラウンジ「Bean & Bits」
日曜18時のBean & Bits。レイちゃんがアイスティーを飲みながら公式サイトの「AI鑑識室」を眺め、コトちゃんは隣から画面を覗いている。ショウマはコーヒー、たかけんは軽食の袋を開けたところ。今日のAI鑑識室には、Content Credentialsの読み方、Teams Copilotの保持設定、対面でCopilot Recordを使う時の録音同意など、三つの事例が新しく加わっている。
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「これ見てて思ったんですけど。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「注意って、どこまで怖く見せるのが正解なんでしょうね。」
ショウマ
企画営業部長
「急にデザイン部っぽい。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「はい。内容的には“ここ確認してください”なんですけど、全部真っ赤にして警告マーク付けたら、たぶん怖すぎるじゃないですか。」
たかけん
ゲーム制作部長
「ゲームなら赤文字はだいたい死ぬ。」
コトちゃん
編集主任
「でも分かる。赤で『危険!』って書かれたら、その時点で“使わん方がええんじゃ”って思う人おるよね。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「そうなんですよ。」
たかけん
ゲーム制作部長
「じゃあ全部ピンクにする?」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「そういう話ではないです(笑)。」
たかけん
ゲーム制作部長
「ラスボスの前で出るタイプだな。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「絶対押したくない(笑)。」
今日公開された事例の一つでは、Copilot Recordを対面の打合せで使う前に、参加者への説明と同意、OneDrive for Businessへの保存、共有範囲などを確認するよう整理されている。単純に「録音は危険」と止めるのではなく、どうすれば仕事で使えるかまで書かれている。
コトちゃん
編集主任
「私は文章でも、怖がらせすぎるのは嫌なんよ。」
ショウマ
企画営業部長
「でも注意喚起って、多少強く言わないと読まれなくないっすか?」
コトちゃん
編集主任
「そこなんよね。“絶対やるな”は目立つ。でも、本当は条件付きで使えるものまで全部禁止みたいに見える。」
たかけん
ゲーム制作部長
「ゲームのチュートリアルで言うと、“崖から落ちるな”だけじゃなくて、“この高さなら降りられる”も教えろってことか。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「それ、めちゃくちゃ分かりやすい。」
ショウマ
企画営業部長
「今日たかけん当たり日っすね。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「信用できないガチャ(笑)。」
ショウマ
企画営業部長
「Content Credentialsの記事もそうっすよね。付いてるから本物、付いてないからAI、みたいな二択じゃない。」
コトちゃん
編集主任
「そうそう。“これで判定できます”って書いた方がタイトルは強いけど、そこまで言えん。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「デザインも、○と×だけにするとすごく分かりやすいんですよ。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「分かりやすすぎて、意味が変わる時がある。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「“確認できた情報”と“まだ分からないこと”があるのに、見た目で大きい緑の○出したら、“安全確定”に見えちゃう。」
コトちゃん
編集主任
「逆に黄色い三角ばっかり並べても、“AIって全部危ないんじゃ”になる。」
たかけん
ゲーム制作部長
「UIが結論を先に言いすぎるんだな。」
ショウマ
企画営業部長
「その言い方、記事になるな……。」
ショウマ
企画営業部長
「まだ最後まで言ってないっす。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「顔でバレるんだ(笑)。」
AI鑑識室に今日加わったContent Credentialsの事例も、「AIか本物か」を一発で決める道具としてではなく、作成・編集の来歴を確認しつつ、映像が示す出来事の真偽は別に確かめるものとして整理されている。
たかけん
ゲーム制作部長
「でもさ、注意が多いと面倒にならない?」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「なります。」
たかけん
ゲーム制作部長
「じゃあ安全のために全部説明するのも駄目じゃん。」
コトちゃん
編集主任
「昨日の昼の説明書の話に戻ってきたね。」
ショウマ
企画営業部長
「必要な時に必要な量、でしたっけ。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「重要度にも差を付けたいですよね。全部同じ強さで出したら、本当に大事な注意が埋もれる。」
たかけん
ゲーム制作部長
「ゲームで全部の敵にボスBGM流したら、ボス分からんもんな。」
コトちゃん
編集主任
「今日ほんまゲーム例が仕事しとる。」
ショウマ
企画営業部長
「明日からAI鑑識室にHPゲージ付くかもしれない。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「付けません(笑)。」
たかけん
ゲーム制作部長
「確認レベル5、神話級。」
ショウマ
企画営業部長
「でも“確認レベル”って考え方自体はいいっすよね。危険度じゃなくて、どの程度確認が必要か。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「そう。怖さじゃなくて、手間の目安。」
コトちゃん
編集主任
「“危険だから逃げて”より、“ここまで見れば使えるよ”の方が、仕事ではありがたいかも。」
たかけん
ゲーム制作部長
「安全って、禁止することじゃなくて、使える範囲を知ること?」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「でも、これ結構大事かも。」
ショウマ
企画営業部長
「うん。AIの注意喚起って、“怖いから使わない”で終わると活用にならないっすもんね。」
コトちゃん
編集主任
「逆に“便利だから大丈夫”でも雑じゃし。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「その間を見せるのが、AI鑑識室なんでしょうね。」
たかけん
ゲーム制作部長
「地味に難しい仕事してるな、誠。」
ショウマ
企画営業部長
「本人いないところで評価上がってる。」
たかけん
ゲーム制作部長
「いや。調子乗るかもしれない。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「誠さん、たぶん乗らないですよ(笑)。」
ショウマ
企画営業部長
「“現時点では断定できません”って返されそう。」
コトちゃん
編集主任
「便利すぎるんよ、その台詞。」
日曜夕方のラウンジでは、AI鑑識室のUI変更も、新しい記事企画も決まらなかった。ただ「注意は強くするほど親切とは限らない」「安全は、使わないことではなく使える範囲を知ること」という話だけが、少し残った。
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「今日はこれ、修正案にしなくていいですよね?」
コトちゃん
編集主任
「ええよ。今日は見ただけ。」
レイちゃん
ブランドデザイン部 部長
「お前は黙っとけ。」
たかけん
ゲーム制作部長
「昨日から企画への警戒心が高い会社だな。」
この日の先頭へ戻る
2026年9月6日(日)23:00
閉店前・「もう一件だけ」が一番危ないのラウンジ
参加:ほのちゃん、たかけん、アキト、ケイ、所長
場所:毎日見る株式会社 社員ラウンジ「Bean & Bits」
日曜23時前のBean & Bits。ほのちゃんがカウンターを片付け始める横で、たかけんはスマホを横向きにして何かを触り、アキトはその画面を覗き込んでいる。ケイは今日更新されたNEWSを確認していた。9月6日、会社の制作物に不動産屋経営×間取りパズルのブラウザゲーム「Perfect MADORI」が新しく加わった。
ケイ
広報部長
「なっとる。制作物にも追加済み。」
アキト
開発推進室
「公開URLも問題なさそうですね。」
たかけん
ゲーム制作部長
「いやー、これはめでたい。」
たかけん
ゲーム制作部長
「ゲーム制作部長が言わずに誰が言う。」
アキト
開発推進室
「今日は言っていいと思います。」
ケイ
広報部長
「アキトの許可を勝ち取った顔すんなw」
たかけんの画面には、来店客と物件の条件が並んでいる。Perfect MADORIは、客に合う物件を選び、壁やドアを引き、LDK、和室、浴室、収納などを配置して間取りを提案するゲームだ。高得点の案はアーカイブとして残り、後の接客でも再利用できる。
ほのちゃん
総務課
「たかけんさん、今も遊んでるんですか?😊」
たかけん
ゲーム制作部長
「ゲームは長時間確認しないと。」
アキト
開発推進室
「今のところ不具合報告は一回も聞いてません。」
所
所
所
毎日見る株式会社 所長
「俺もさっき遊んでたけど、これ割と遊んじゃうなw」
アキト
開発推進室
「所長はどこで続けたくなりました?」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「一件終わったあとやな。“次の客どんなん来るんやろ”ってそのままもう一件やってまう。」
たかけん
ゲーム制作部長
「客が変わる。物件も変わる。条件も変わる。同じことしてるようで、毎回ちょっと違う。」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「あと変な物件あるやん。」
ケイ
広報部長
「NEWSにも“こんなん誰が住むねん”って書いたやつなw」
たかけん
ゲーム制作部長
「あれが大事なんだよ。」
アキト
開発推進室
「普通の四角い物件だけだと、最適解を覚えて終わりやすいですからね。」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「極端な形来た時、“いや無理やろ”って思いながら考えるのが結構おもろい。」
ケイ
広報部長
「不動産屋として言うたら絶対口に出したらあかんやつやけどな。“いや無理やろ”w」
ほのちゃん
総務課
「お客様の前では心の中だけにしてください😊」
たかけん
ゲーム制作部長
「でもゲームとしては、その“無理やろ”から始まる物件の方が記憶に残る。」
アキト
開発推進室
「制約があるから、間取りを作る意味が出ますね。」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「しかも客側にも希望あるからな。好きに作って終わりちゃうし。」
ケイ
広報部長
「“俺の最高の2LDKを見ろ”では通らん。」
たかけん
ゲーム制作部長
「客が和室欲しいって言ってるのに全部洋室にしたら、それはただの自己満足だからな。」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「ゲーム制作部長が急に接客の心得語ってるw」
ほのちゃん
総務課
「でも、それって少し会社の仕事にも似てますね😊」
ほのちゃん
総務課
「自分が作りたいものと、相手が欲しいものが同じとは限らないところです。」
たかけん
ゲーム制作部長
「……深いこと言うじゃん。」
ケイ
広報部長
「23時のほのちゃんはたまに急に刺してくる。」
アキト
開発推進室
「仕様もそうですね。実装として綺麗でも、使う人が困るなら意味がない。」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「間取りも“綺麗に埋まった!”だけやと点数伸びへんもんな。」
たかけん
ゲーム制作部長
「必須条件落としたら普通に怒られる。」
ケイ
広報部長
「客に怒られてるゲーム制作部長、ちょっと見たいな。」
たかけん
ゲーム制作部長
「ゲーム内だからまだ耐えられる。」
ほのちゃん
総務課
「現実では耐えられないんですね😊」
たかけん
ゲーム制作部長
「優しくしてください。」
ケイがNEWSの画面を閉じて、今度は制作物ページを開く。
ケイ
広報部長
「でも今回、公開して終わりじゃなくて、高得点の間取り残せるのがええな。」
所
アキト
開発推進室
「90点以上の案はアーカイブに残せます。同じような条件の客が来た時に、ゼロから作らず再提案できる。」
たかけん
ゲーム制作部長
「最初はパズルだけど、遊んでいくと“不動産屋の資産”が増えていく。」
ケイ
広報部長
「その言い方、制作物ページにも合うな。」
たかけん
ゲーム制作部長
「もう載ってるんじゃない?」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「企画化される前に実装済みw」
ほのちゃん
総務課
「それなら、今夜は新しい改善案を考えなくてもいいですよね😊」
たかけん
ゲーム制作部長
「いや、ちょっとだけ思ったことが。」
所
たかけん
ゲーム制作部長
「二方向から止められた。」
ケイ
広報部長
「公開した日の23時に仕様増やすな。」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「こういうの、遊んでると“ここもうちょいこうしたいな”って出てくるからな。」
アキト
開発推進室
「出てくるのは問題ないです。今やる必要がないだけです。」
ほのちゃん
総務課
「忘れそうなら一言だけ残して、今日は閉じましょう😊」
たかけん
ゲーム制作部長
「総務と開発の連携が強い。」
ケイ
広報部長
「制作部を帰らせるためだけに組んどるやろ。」
テーブルの上では結局、新しい仕様書もタスクも増えなかった。今日増えたのは、会社の公開中ゲームが一本と、所長を含めた何人かのプレイ時間だけだった。
所
所
毎日見る株式会社 所長
「でもほんま、公開までいったのええな。」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「最初、“不動産屋で間取り作るゲーム”って話してただけやったのになw」
たかけん
ゲーム制作部長
「そこ“普通に”付ける?」
ほのちゃん
総務課
「では、今日は“もう一件だけ”は禁止です😊」
所
所
ほのちゃん
総務課
「はい。Bean & Bitsも閉店します😊」
所
所
毎日見る株式会社 所長
「Perfect MADORIより先に強制閉店されたw」
たかけん
ゲーム制作部長
「明日また物件仕入れるか。」
この日の先頭へ戻る
確認済みコメントを読み込んでいます。